デベロッパーから見たChromebookの将来性
皆さんこんにちは!起平です。
今回はChromebookをテーマにお話してみたいと思います。
私は昨年の1月頃に今使用しているChromebookと出会いました。
ある方からの紹介と、たまたま妻が楽天で買い物をしている際にChromebookがセールに出ているという紹介からChromebookの存在を知りました。
しかもドンピシャなタイミングだったことをよく覚えています。
早速Chromebookを購入してもらい、色々と使ってみました。
アプリを入れてみたり、ネットサーフィンをしてみたり、その間にGoogleのサービスは成長し、今ではExcelっぽいスプレッドシートやパワーポイントのような(Macでいうスライド)機能までもが無償で使用できる環境になりました。
私は今、WindowsからChromeOSへ、時代が変わったと思っています。
まだ移り変わる過渡期でもあり、Windowsでなければ動かないソフトウェアもあります。なので全てが変わるわけではなく、自宅で使う分にはChromebookで十分、仕事ではまだWindows、みたいな状況はこれから先も当然続きます。
私の本職はシステム開発なので、開発者視点でChromebookを使っていました。
するとこのような設定を見つけてしまったのです。
驚きました(笑)
Linuxの環境も仮想で立てることができるんかい!みたいな・・・。
Youtubeとかネットサーフィンとかそれの用途で使うんでしょ?みたいになめてかかっていた部分が正直ありましたが、衝撃でした。
更にはAndroidアプリの開発までできるではありませんか・・・。
本当にそんなことができるのか?もはや好奇心で手が勝手に動いてました(笑)
百聞は一見に如かず、ですからChromebookでAndroidStudioが動いているところを見てもらえばわかるはずです。
動いちゃいました。
何が良いかといえば、スマホをパソコンにUSB接続してデバッグをする必要が無いということです。
Windowsの場合、USBでAndroidのスマホを接続し、スマホでデバッグを行っておりました。仮想でスマホを起動することもできるのですが、開発マシンのメモリ環境が優れていないと遅すぎて業務に支障が出るレベルでした・・。
(マシンスペックの問題とか言わないでw)
Chromebookなら実機をデバイス代わりに使えるという点が非常に大きいです。
↓の画像はサンプルソースを起動してみたものです
画面の中央にランダムな英字を表示するという極々単純なプログラムになっています。
サーバー側のプログラムはChromebookでは難しい気がしているのでそれをどうやって作るか、といった点に懸念があります。
クラウドサービスを利用してそこでサーバー用のプログラムを構築する必要はあるかもしれませんね。
Chromebookでサーバーサイドのプログラムも作ることができるのか、といった視点でも調べてみたいと思います。
大企業ではあまり使われることはないのかもしれませんが、中小企業から徐々にWindowsからChromebookに変わっていく年になるのは間違いないと言えます。
何故って?OSにもOfficeソフトにもお金かけなくても良いからです。
従業員10名にPCを配布する場合、Officeソフトのライセンス数が10ユーザー分必要になりますよね、、、金額に換算してみてください。
それならGoogleのスプレッドシートに切り替えるという選択肢を取ると思います。
ということで、Chromebookの将来性は非常にあるのではないでしょうか、少なくとも私はそう感じています。