データベースってなんだろう?
皆さんこんにちは、起平です。
2022年が始まり1週間が過ぎようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか?
私は今年、量子力学や量子コンピュータ、量子プログラムの知識をつけてみたいなぁと思っています。
以前量子プログラムを調べたときに今までの2極的な考えではついていけない領域になっていることがわかりました。
今までは0か1か、いわゆる正か負/誤か、みたいな2極の判断だったわけです。
そこまで詳しいわけではありませんが、
それが正か、負か、正でもあれば負でもある、といったようなに2極ではない3つ目の選択肢が現れるわけです。
高次元な考え方ができれば量子力学にもついていけるような気がします。ただ、それをプログラムに落とそうと思うと今までの0か1かの考え方に慣れすぎてしまっている私では中々難しいところでもあります。
量子力学はもしかしたら宇宙そのものの入り口なのかもしれませんね。
という雑談はさておき、今回のテーマは『データベースってなんだろう?』です。
昨今ではデータベースを使っていないものを見つけるほうがかえって難しいんじゃないかってくらいデータベースが身近なものになっています。
普段みなさんが使っているスマホの中のアプリでもデータベースは使われています。
LINE、TwitterなどのSNSや、ソーシャルゲームなど、なのでデータベースがどんなものかというのは大体の人が想像できると思います。
いまいち想像がつかないという方は、「図書館」(本屋でも大丈夫です)を思い浮かべてください。
図書館に行くとまず入り口がありますよね。
その次に受付、その奥に本が並んでるようなイメージで想像力を働かせてみてください。
図書館ではそれぞれジャンルによって棚(やコーナー)が分けられていますよね。
(科学、絵画、スポーツ、料理、機械、電気、小説、新聞、雑誌、絵本など)
その棚の中には様々な本が置かれています。
データベースの考え方は本棚と全く同じです。
大量にある本をそれぞれ分類分けして、棚の中に入れている状態。
それを素早く取り出すことができるのがデータベースです。
新しく入荷した本は、人がどのようなジャンルか?という判断をし、そのジャンルの棚に入れる。
古くなったり、需要が無くなったものはその棚から取り除く。
その仕組がデジタル上にあると想像してもらえるとわかりやすいのではないかと思います。
では今までお伝えした棚が、どのようなイメージなのかをご紹介します。
黄色の円柱が棚を表し、これを『テーブル』と呼んでいます。
そのテーブルの中身がどのようになっているかというと、下図のようなイメージになります。
絵本というテーブルの中は表形式になっています。
(最近はそうではないタイプのデータベースもありますが、今は混乱するので置いておきます)
1冊の本でも、本の名前、発売した日付、価格、購入した日、入荷した日、または最後に貸した日付や返された日付など、様々な情報があります。
それらをデータと総称してみなさんが言葉として使っているのです。
データベースに入れてあるとどのようなメリットがあると思いますか?
少し考えてみてください。
しばらくスクロールしたところに私なりのメリットを書いておきます。
1.並び替えが簡単にできる
実物を名前順に並べ替えようとしたり、発売日順に並び替えようとしたり
するのは時間がかかってしまいますよね。
それをコンピュータに任せるとほんの数秒ないし一瞬で終わります。
2.データを公開することで誰もがその情報にアクセスできる
ビジネス上のシーンを思い浮かべてください。
自分だけしか知らない情報があるとビジネスでは属人化していると呼び、
業務上弊害を生むことになります。
それをデータベース化し、同じ仕事をする仲間と共有することで属人化も
多少解消されます。情報の共有ができるという点は大きなポイントとなります。
3.データを分析に使える
例えば、どの本が何度も違う人から借りられている=つまり人気の本である
その本を増やせば借りてくれる人が増えるのではないか?
ビジネスに置き換えるとデータ分析は経営戦略と密につながるものとなります。
そのため、データサイエンティストという職種が昨今人気を集めています。
データを多角的な視点で分析し、市場の動向を読み、経営戦略につなげることが
できる人をデータサイエンティストと呼びます。
今回の内容でなんとなくデータベースというものをわかっていただけたら幸いです。
まずはこのような内容から、じわじわと知識を身に着けてもらえたらと思います。
わかりにくい部分があればどうぞコメントなりでご指摘ください。
それではまた次のテーマでお会いしましょう。
アナログとデジタル
皆さんこんにちは!
年末年始に積もった雪も溶け、ほっと一安心してる起平です。
まだまだ積もっているところもあるかと思いますが、雪かきなど体に気をつけてくださいませ。
さて、今回のテーマは『アナログとデジタル』です。
結論から言うとどちらも大切なものです。
デジタルは基本電気が無ければ動くことができず、アナログは手間はかかるけど電気が無くても事が済みますよね。
なので電気が止まった場合はアナログのものの良さを痛感することになります。
数年前、大雪で大規模な停電があり昔ながらの電気不要のストーブとこたつに助けられました。
あの経験は私の中では一生忘れられるものではありません。
とはいえ、デジタル社会と言われる世の中ですから当然デジタルも覚えていかなくてはならないですよね。
例えば家電、たくさんの機能を持ってるのはわかるのですが、私は使いきれていないのが現状です(笑)
特に電子レンジは色々な機能がついてますが、結局あたためスタートのボタンを押すだけ、みたいになってしまってることも事実。。
私の本業は業務系のシステム開発(アプリケーション開発)をしており、クライアント様に出向くとよくこの言葉が出てきます。
「うちはデジタル化が進まないんだよね・・・」
皆さんデジタル化に悩んでらっしゃるんです。
アナログからデジタルへの変革はかなりの労力が必要です。
デジタルの成功体験が少なく、アナログの成功体験がたくさんあり、それが大きいからです。
事務関係の仕事はデジタルの恩恵を感じていると思います。
ロボティック化が進むと事務関係の仕事はコンピュータに任せることになるのでそこまで人手がいらなくなることは透けて見えてくると思います。
ロボティック化とは、RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)のことです。『ロボットによる工程(=作業)の自動化のこと』
例えば、注文主の伝票を画像形式でコンピュータに渡し、コンピュータがそれを自動的に注文データとして取り込む、そのような時代が近づいていることでしょう。
中にはすでにそれを始めている企業もあるはずです。
この技術は、昔ながらのOCR技術(画像からの文字認識)とAI(文字の認識精度)が組み合わさってなし得たものです。
画像からの文字認識だけでは0(ゼロ)をO(オー)と誤認識したり、その反対の誤認識がありました。
今も無いか?と言われれば、無いわけではありませんが、AIの強化学習によって認識精度を上げています。
人間が絡むとしたら、コンピュータが取り込んだ結果が正しいか、誤認識が無いか、をチェックする。
そのような働き方の時代へと進んでいくと思っています。
AIという言葉が誕生したときから人間と機械の共存が本格的に始まったのでしょう。
そしてよく言われることは「私の仕事が無くなってしまう」ですが、
仕事、役割が変わる、ただそれだけです。
生きている以上仕事は無くなりませんからね、ポジティブに切り替えれば「同じことの繰り返しを機械がやってくれるようになった、その時間を別な時間に置き換えることができた」
AIや科学の進歩により、仕事が無くなってしまうのではないかと嘆く方には是非、違う考え方をしていただきたいと思います。
AIや科学は進歩してきている。
私達、ヒトはAIや科学をうまく使えるように進歩しているのでしょうか。
科学も機械もAIも技術も、使う側の精神性にかかっていると思いませんか。
きっと思い当たる節があるはず。
私にもあります。
自分で考えて、その判断が良心から来ているものかを自身で客観視してみてください。
スタートライン
どうもはじめまして。聖川起平(ひじりかわおきひら)です。
2021年からYoutubeでスクラッチを使ったプログラミング講座という動画をアップするところから活動をスタートしていましたが、説明用の題材を考えて、作って、動画を録画して、編集して、録音して、の一連の作業を行う時間が中々取ることができなかったため、文字で伝えることができるブログも2022年からスタートしたいと思い、ブログを作成しました。
今の時代、IT関連の職についている方が多くいたり、パソコンが好きでそれに関する知識に詳しい方、たくさんいらっしゃいますよね。
インターネットを開いて用語を検索すればすぐにその内容が調べられる時代なので、このブログがどのように役に立てるかはわかりませんが、ITの知識がない方でもわかるように伝えていこうと思いここをスタートラインとしています。
このブログの最終地点はITの知識からプログラムの知識、データベース、システムを構築する知識、それらをお伝えすることです。
例えば、システム開発って具体的にどんな仕事の内容なの?システムエンジニアってどんな仕事しているの?データベースってどんな構造でデータを保存しているの?ビッグデータってなんだったの?プログラムを作るために必要な環境は?など、自分から調べない限りそこにたどり着かないようなことまで、私が知り得る部分についてお伝えしていこうと考えておりますので、今後このブログをよろしくお願いいたします。