アナログとデジタル
皆さんこんにちは!
年末年始に積もった雪も溶け、ほっと一安心してる起平です。
まだまだ積もっているところもあるかと思いますが、雪かきなど体に気をつけてくださいませ。
さて、今回のテーマは『アナログとデジタル』です。
結論から言うとどちらも大切なものです。
デジタルは基本電気が無ければ動くことができず、アナログは手間はかかるけど電気が無くても事が済みますよね。
なので電気が止まった場合はアナログのものの良さを痛感することになります。
数年前、大雪で大規模な停電があり昔ながらの電気不要のストーブとこたつに助けられました。
あの経験は私の中では一生忘れられるものではありません。
とはいえ、デジタル社会と言われる世の中ですから当然デジタルも覚えていかなくてはならないですよね。
例えば家電、たくさんの機能を持ってるのはわかるのですが、私は使いきれていないのが現状です(笑)
特に電子レンジは色々な機能がついてますが、結局あたためスタートのボタンを押すだけ、みたいになってしまってることも事実。。
私の本業は業務系のシステム開発(アプリケーション開発)をしており、クライアント様に出向くとよくこの言葉が出てきます。
「うちはデジタル化が進まないんだよね・・・」
皆さんデジタル化に悩んでらっしゃるんです。
アナログからデジタルへの変革はかなりの労力が必要です。
デジタルの成功体験が少なく、アナログの成功体験がたくさんあり、それが大きいからです。
事務関係の仕事はデジタルの恩恵を感じていると思います。
ロボティック化が進むと事務関係の仕事はコンピュータに任せることになるのでそこまで人手がいらなくなることは透けて見えてくると思います。
ロボティック化とは、RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)のことです。『ロボットによる工程(=作業)の自動化のこと』
例えば、注文主の伝票を画像形式でコンピュータに渡し、コンピュータがそれを自動的に注文データとして取り込む、そのような時代が近づいていることでしょう。
中にはすでにそれを始めている企業もあるはずです。
この技術は、昔ながらのOCR技術(画像からの文字認識)とAI(文字の認識精度)が組み合わさってなし得たものです。
画像からの文字認識だけでは0(ゼロ)をO(オー)と誤認識したり、その反対の誤認識がありました。
今も無いか?と言われれば、無いわけではありませんが、AIの強化学習によって認識精度を上げています。
人間が絡むとしたら、コンピュータが取り込んだ結果が正しいか、誤認識が無いか、をチェックする。
そのような働き方の時代へと進んでいくと思っています。
AIという言葉が誕生したときから人間と機械の共存が本格的に始まったのでしょう。
そしてよく言われることは「私の仕事が無くなってしまう」ですが、
仕事、役割が変わる、ただそれだけです。
生きている以上仕事は無くなりませんからね、ポジティブに切り替えれば「同じことの繰り返しを機械がやってくれるようになった、その時間を別な時間に置き換えることができた」
AIや科学の進歩により、仕事が無くなってしまうのではないかと嘆く方には是非、違う考え方をしていただきたいと思います。
AIや科学は進歩してきている。
私達、ヒトはAIや科学をうまく使えるように進歩しているのでしょうか。
科学も機械もAIも技術も、使う側の精神性にかかっていると思いませんか。
きっと思い当たる節があるはず。
私にもあります。
自分で考えて、その判断が良心から来ているものかを自身で客観視してみてください。